難病にも悩まず、家族への深い感謝をもつ青年が劇的な改善
脳性小児麻痺 男性 二十代
その男性が初めて来院したとき、顔や腰だけでなく、身体全体が大きく変形していました。腰に大変な激痛があり、言葉もよく聞きとれませんでした。しかし、その方を前にして、私はなぜかとても不思議な心の安らぎを覚えました。
その方は、幼少期に脳性小児麻痺になり、その後大変な苦労を重ねてきたはずです。しかし、両親や家族に対して感謝こそすれ、恨みもせず、欲もなく、自分をも悲観していないように感じたのです。神様に会ったなら、このように感じるのかなとも感じました。
お客様に対して「自然の法則に即した自然なる愛」や「自我意識のありかた」を強調している私ですが、なぜか「人間はこのように生きなければならない」と語りかけられているような気がして、心が洗われる思いをしたのです。
早速、天啓気功療法を開始すると、不思議なことが起こりました。かつて、宇宙を題材にした『エイリアン』という映画がありましたが、まるであの映画で観た、あたかもエイリアンが身体を食い破って出てくる寸前のように、彼の顔、腰、身体全体が内側から激しく突き上げられるようにボコボコと動いたのです。動いたのが筋肉なのか神経なのか定かではありませんが、肉体からおよそ十センチはボコボコと盛り上がっていました。
その時、一緒に来院した彼の同僚が、驚きを抑えるのに必死になっていたことを思い出します。勿論、私も驚きを抑えるのに必死だったことを覚えています。必死だったのは、笑うのを抑えることだったことを述べておきます。このときの天啓気功療法で、腰痛は全快したようです。
二回目に彼が来院したとき、私は「あれっ」と驚きました。見覚えはあるものの、だれだったのか思い出せないくらい、顔や身体の変形が改善していたからです。しかも、今回ははっきりと言葉まで聞きとれるようになっていました。
二回目の天啓気功療法をはじめると、一回目とは少し異なりますが、腰から下全てが方向の定まらない動きをして、身体からちぎれてしまうのではないかと思えるほど激しく動きました。そして、前回と同じように、身体全体からなにかが激しくボコボコと盛り上がりました。
三回目の天啓気功療法では、腰から上全体、とくに両腕がバラバラになりそうなくらいメチャクチャな動きをして、身体からちぎれてしまいそうなほど激しく動きました。
四回目になると、激しい動きもおさまり、両腕だけが大きな円を描くように動きました。それからも、来院する度に、彼の身体は本人の意思に関係なく勝手に動きだしました。それに伴って、表情、話しかた、行動などが急激に変わっていったのです。
その後、私は、彼に対してひと言「よかったね」としか言えませんでした。実は、出会いから今までのことを振り返り、私自身が感激してしまい、言葉につまって、それ以上なにも言えなかったのです。
例え難病に悩んでいるとしても、この方のように、自我意識を捨て、病気を気にしないようになれたなら、想像もできないほどの改善をするようです。もし、貴方に病気があり、改善しにくい場合は、この方の心のありかたを見習ってみてください。きっと悩みから解放されるでしょう。
現在でも、この方を思い出すと胸が熱くなります。私など、五体満足で生まれ育ったにもかかわらず「両親に対して、ろくに感謝をしていない」と心が動き、恥ずかしくなります。手をかざすだけで、病気を改善させていく能力を授かったことを、神様、そして両親に感謝し、よりいっそうの修行を積まなければならないと誓いを新たにするばかりです。
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