【クンダリニーの上昇とは】
クンダリニーとはヨガの用語で、生命の根源的なエネルギーを言うのです。クンダリニーは、元々宇宙に存在する根源的宇宙エネルギーで、それが、個々の肉体の中に閉じ込められている時にそのように呼ばれているのです。
人間の肉体に入いり、収まっているクンダリニーの場所は、脊髄のすぐ下の会陰から尾てい骨辺りにあり、ほとんどの人が活発に活動せず、眠ったままであるとされているのです。ヨガの図解などを見ると、それは、蛇のようにとぐろを巻いている姿で表現されている事が多いのです。
一般的には、クンダリニーはヨガの修行により目覚めさせ、上昇させる事ができるとされているのです。ただし、すべての人が修行をしなければならない訳ではなく、外部からの衝撃や刺激による場合、また、自然な生活をしていても上昇する人なども稀にはあると言われているのです。
私の場合などはどちらかと言えば、自然な生活をしていても、上昇する人の中に含まれていると言われる部類に該当するようなのです。理由としては、私はよくわからないのですがヨガなどに明るい方の話では、前世において修行をしているために、覚醒したと言う方が多いようである。だからと言って私は、全面的に信じている訳ではない事をここに記載しておきます。なぜなら、私は必ずしも現時点では、前世について全て信じているとは言えないからなのです。
覚醒したクンダリニーは脊髄にそって、体内を上昇して行くと言われています。上昇して行く過程で、【チャクラの位置】のところの図で示した、七ヶ所のチャクラにおいて、宇宙に充満するエネルギーと交換するとされているのです。その事によって、クンダリニーは益々活性化し、更に上昇を続け、最後には頭頂部のチャクラ、サハスラーラから上方に向かい抜け出るとされているのです。
その過程で、人間は神様と合一すると言われているのです。この場合の神様は、キリスト教などで言われる人格による神様ではなく、宇宙の根源的なエネルギー、そのものが、神様なのであるとされているのです。ただし、全員が、一番下のチャクラからクンタリニーが上昇するとは限らないと考えなければならないような気がするのです。
なぜなら、私自身は、最初にマニプラチャクラが活動して、クンダリニーの収まっているとされる場所(ムーラダーラチャクラ)より数えて、三番目上のマニプラチャクラ付近から上昇が始まり、頭上のサハスラーラチャクラから抜け出た後、意識をする事により、マニプラチャクラ付近から下方に向かい、一番下のチャクラ、ムーラダーラチャクラから抜け出たのですから。また、再度の上昇と思われる現象は、サハスラーラチャクラが活動して、クンダリニーの収まっているとされる場所、脊髄のすぐ下の会陰から尾てい骨辺りは最後に抜け出たのであり、必ずしも、全ての方が同じ状態において上昇するとは限らないと思われるのです。
再度の活動などは、過去の経験者や多くの方が述べているように、一番下から上昇が始まったわけでもなく、全く逆に活動していると言っても過言ではないようなのです。確かに最初は、ムーラダーラチャクラの活動が活発になり、その後、クンダリニーの上昇が始まっているのですが、本格的に上昇したとの印象は、マニプラチャクラが活発に活動した後に始まったと思われるのです。クンダリニーの上昇は、一挙に起こる場合もあるが、本当に長い時間をかけて、徐々に少しずつ起こる場合もあるとされているのです。
私の場合には、突然、一挙に起こったものと解釈できるのです。【私のチャクラの覚醒とクンダリニーの上昇】体験の内容を理解して頂ければ納得するはずです。
それから、頭頂部にたどり着く場合や、上方に向かい抜け出る場合もあるが、途中のチャクラの部分で止まってしまう場合や、元々の場所に戻ってしまう場合などもあるとされているのです。ところで、元々の場所に戻ってしまった場合には、以後、中々上昇に至る事が難しくなると言われているのです。
上昇が難しくなるのは、私の考えでは、私が経験した数々の恐怖体験を恐ろしく感じたと同じで、恐怖のあまり、無意識的ではあるが、覚醒する事を拒否することや、クンダリニーの上昇を拒否するためと思われるのです。
クンダリニーが目覚めて上昇し、チャクラが覚醒して行くに従って、肉体的には勿論、精神的にも、様々な変化が現れると共に、超能力と言われるものが現れてくるのです。ただし、ヨガの場合には、いわゆる超能力とは言わないようであり、元々人間の持っている能力が目を覚ましたのだと言うのが一般的な考えであるのです。
天啓気功療法が気功などに圧倒的に優る訳 |