線維筋痛症は治らない病気ではない
線維筋痛症は、長年にわたって病気とは認められず、患者は、精神的、肉体的苦痛に苦しんできました。しかも、現在に至るまで、この病気は原因もわからず、治療方法も確立していない為、改善の見込みがないと言われています。
ところが、この線維筋痛症に対しても天啓気功療法が絶大な成果をあげているのです。確かに、改善しにくい方も存在しますが、ほとんどの場合、わずか数回の天啓気功療法で簡単に改善してきます。
線維筋痛症の場合、原因がわからないまま体に激しい痛みが続きます。その痛みは、軽度から激痛までありますが、耐えがたい痛みが多いようです。痛みの部位が移動したり、天候によって痛みの強さが変わったりして、日常生活に支障をきたすことが多く、重症化すると、軽い刺激(爪や髪への刺激、温度・湿度の変化、音など)だけでも激痛が走り、自力での生活が困難になります。
また、こわばり感、倦怠感、疲労感、睡眠障害、抑うつ、自律神経失調、頭痛、過敏性腸炎、微熱、ドライアイ、記憶障害、集中力欠如、レストレスレッグス症候群などがともなうこともあり、症状には個人差があります。
リウマチや膠原病を併発するケース、痛みによって不眠となりストレスが溜まり、それがまた痛みを増強させるケースもあります。有名人がその辛さに耐えかねて命を絶ったことから、皮肉にもマスコミで取り挙げられるようになりました。
線維筋痛症には、まだ特効薬がなく、普通の痛み止めが効かないことが多いので、脳内の痛みをコントロールする向精神薬の服用が主流になっています。
この病気は、日本では社会保険診療報酬制度に認められていない為、保険適用外となるので、医師が随伴症状で保険を適用させているのが現状です。検査をしても異常がないことから、多くの患者は、「詐病」、「なまけ病」と見られ、つらい思いをしています。
男性よりも女性に多く、中高年の方に多い病気です。その為、自律神経失調症や更年期障害、不定愁訴など、他の病気と診断されることも少なくありません。
この線維筋痛症は、確かに改善しにくい場合もありますが、ほとんどの場合、わずか数回の天啓気功療法で簡単に改善に向かっているのです。しかし、素直には信じられない方が多いものと思います。なにせ、線維筋痛症に悩んでいる本人は勿論、ご家族、そして医学に精通する医師でさえ、「改善や正常な状態に近づくことなど絶対にあり得ない」とかたく信じているのが現状なのです。ましてや、完治など、全く考えられないことでしょう。しかし、天啓気功療法で、素晴らしい効果が全ての方に表れているのは事実です。
例えば、「私は線維筋痛症で、六年ほど前から体全体に激痛があります。もし少しでも改善しなかったら、帰りの途中でまた激痛が起きるかも知れません……」と訴え、何度も何度も心配していた方が、一回の天啓気功療法を受けただけで、帰りには痛みを感じなくなったこともあります。
また、二十数年間にわたり全身に激痛があった方の場合も、一回目の天啓気功療法後に、改善の兆しが歴然と表れました。線維筋痛症とうつ病に悩んでいた方も、一回目の天啓気功療法で、線維筋痛症は勿論、うつ病にも改善の兆しが表れたのです。
精神的な悩みと線維筋痛症、発症の要因は表裏一体
私の経験から言えば、線維筋痛症が発症するきっかけは、精神的ストレスであり、そのストレスを解放しなければ改善は見込めないものと思います。だからこそ、医学的手法や薬剤、リハビリなどの運動、気功治療、鍼治療などではなかなか改善しにくいのです。改善しにくいと言うより、改善しないのです。線維筋痛症を改善に導くには、精神的悩み「うつやひきこもり」などの症状を改善させる能力が必要なのです。
気功などにて用いる気の次元(エーテルエネルギー)の場合、肉体に働きかけるのには有効です。しかし、精神的悩みを改善させるのには無理があります。それは、精神的悩みを開放させる為には、高次元のアストラルエネルギーとかカラーナエネルギーでなければ共振させることは不可能なのです。よって、改善は望めないのです。
線維筋痛症が発症する原因をチャクラとの関連で言えば、一般的には、太陽神経叢と呼ばれる第三のチャクラで、へその周辺部にあるマニプラチャクラと関係しているのです。このチャクラの働きは、消化器系臓器、とくに胃系や脾臓系のコントロール、感情、想像や心のありかたのコントロール、外部からの様々なエネルギーに対する超感覚的コントロール、視覚のコントロールなどが特徴として挙げられます。。
マニプラチャクラが覚醒すると、前記の機能が格段に洗練され活発な活動をします。ただし、同時に、外部からの様々なエネルギーに対する超感覚的機能も増すので、感情が豊かになると共に、心のあり方が不安定になります。その為、妄想や空想といった混乱が生じる場合などがあります。また、心の不安定に伴って、線維筋痛症やアトピー性皮膚炎などとして、肉体に表れることがあるのです。
更に、他の方が発する感情的エネルギーに反応し、自分には関係がないにもかかわらず、それを自分への精神的重圧と受け止め、パニックとなり、精神が不安定となることが多くあります。また、他の方から見たらなんでもないことを、当人は重大に受け止めてしまうのです。出産などの肉体的・精神的ストレス、事故や手術が引き金となる場合などもあります。様々な現象の中に潜む痛みなどに対して、極端に反応が生じ、パニックを引き起こしているのです。それこそが、線維筋痛症の痛みの根源であり、原因と思われます。ですから、改善させる為には、精神的にリラックスことが最も大事な事柄なのです。
線維筋痛症に悩む方の多くは、精神的にも悩み苦しんでいます。ですから、精神の不安定と線維筋痛症における発症の原因は、表裏一体と考えられるのです。
精神的な悩みや線維筋痛症などで来院される方のほとんどは、このチャクラがある程度活動しているか、外部からの様々な圧力的エネルギーによる影響を受け、感情や心の安定が得られない状態になっています。自分に確信がない為、些細なことを勝手に想像し、その事柄に対して反応し、ストレスをつくり出している場合が多いのです。
素直さがあれば、改善は早い
精神的に悩みを抱える方や線維筋痛症の方の場合、幼少期に様々な形で受けた虐待やいじめなどの影響が多く見られます。そういった方は、天啓気功療法の際、過去にあった事柄を思い出し、涙を流す場合が多いように感じます。素直に涙を流した方は、様々な悩みから解放され早期に改善致します。つまり、「涙を流せる素直さ」があれば、改善が早いわけなのです。
私は、過去に虐待などを体験している方に、こうお話しします。
「貴方をいじめたりする方もまた、だれかをいじめて、憂さを晴らさなければならないほど環境に恵まれず、かわいそうな方だったのですよ。過去やその方を認め、許して、貴方は絶対に同じことをやってはいけません」と諭しているのです。
この言葉の意味を受け止め、受け入れることにより、即座に快方に向かうものです。過去を認めず、許せずにいると、様々な得体の知れない恐怖に襲われ想像もできないほど苦しむことがあります。
許すというこの件は、一見むずかしそうに感じるかも知れませんが、私は、「認めることは許すこと」と考えてもよいと思います。それは、素直に受け入れる行為であり、それほどむずかしくはないのです。例えば、過去に、このようなことがあった、と、笑って認めればよいのです。それだけで、認め、許したことになるのです。
とは言うものの、現実には、簡単には認めることができず、悩んでしまう方がほとんどなのです。その為、好転反応と呼ばれる現象にも悩むことになるのです。
幼少期の虐待やいじめがないケースでも、現在の生活環境において、同じような外圧的エネルギーがストレスを生み出しています。恋愛、仕事、生活上の失敗だけではなく、些細な噂話でも影響を受ける場合があります。先述したように、自分自身でつくり出した想像の産物もまた、ストレスとなっていますので、注意が必要です。
線維筋痛症の定義
症状
線維筋痛症とは、全身的慢性疼痛疾患であり、全身に激しい痛みが起こる病気です。全身や広範囲が痛み、またある部分だけが痛むことがあります。その痛みは軽度のものから激痛まであり、耐え難い痛みであることが多いようです。痛みの部位が移動したり、天候によって痛みの強さが変わったりすることもあります。
痛みが強いと、日常生活に支障をきたすことが多く、重症化すると、軽微の刺激(爪や髪への刺激、温度・湿度の変化、音など)で激痛がはしり、自力での生活は困難になります。随伴症状として、こわばり感、倦怠感、疲労感、睡眠障害、抑うつ、自律神経失調、頭痛、過敏性腸炎、微熱、ドライアイ、記憶障害、集中力欠如、レストレスレッグス症候群などが伴う事もあり、症状には個人差があります。
中には、リウマチや他の膠原病を併発する人もいます。痛みによって不眠となりストレスが溜まり、それがまた痛みを増強させる場合もあると考えられております。
診断方法
明確な診断基準はなく、現段階では、1990年に発表されたアメリカリウマチ学会の分類基準を参考にしています。全身に18箇所の圧痛点があり、4kgの力で押し11箇所以上痛く、また広範囲の痛みが3ヶ月続いていることが条件。11箇所以上でなくても専門医の判断で線維筋痛症と診断されることもあります。他の病気があっても線維筋痛症の診断はされません。また、検査をしても異常がないのが特徴です。
血液、レントゲン、CRPという炎症反応、筋電図、筋肉の酵素、CT、MRIを検査しても異常がなく、線維筋痛症と診断できる検査がありません。その為患者の多くは診断されるまで、何箇所もの医療機関を何年にもわたってまわり続けることになってしまうのです。
病因
まだ未解明です。アメリカでは、中枢神経の異常によって、痛みの回路が変わり痛みを増幅させているのではないかと考えられているようです。が、はっきりはしておりません。また、肉体的・精神的ストレスや事故、手術等が引き金となって発症するのではないかとも言われております。
治療薬
特効薬はまだなく、普通の痛み止めが効かない場合が多く、脳内の痛みをコントロールする作用がある、向精神薬を服用することが主流となっております。患者は精神的な病になっているのではなく、薬の痛みをコントロールする作用を期待して服用しています。
その他
線維筋痛症の場合、社会保険診療報酬制度に入っていない為、保険適用外となっております。医者が随伴症状で保険を適用させているのが現状です。また、検査をしても異常がないことから、多くの患者は、「詐病」、「怠け病」と見られ辛い思いをしています。
おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました。次にお会いするのは、あなたが来院されたときかと思いますが、私のところにいらっしゃる前に、もう一度、来院の目的が、「自然の法則に即した行為」であるかを検討してみてください。目的が定まっていないかぎり、素晴らしい結果は期待できません。たんに自分が変わりたいという目的、つまり、「霊性を上げたい」「チャクラの覚醒やクンダリニーの上昇を体験したい」など、本筋からそれた興味本意である場合には、おいでになっても良い結果は得られません。
病気の改善を望んで来院される場合には、それほど厳格に考えなくてもよいでしょう。ただ、天啓気功療法を受けると共に、病気の本質を知り、病気にならない生きかた、病気が改善しやすい心のありかたを実践することが大切です。
目的や目標とは、意識のありかたそのもののことです。そして、表れる現象は、善、悪、過去、現在、未来という概念で判別したり、判断したりはしません。例え病気であろうと、恐怖であろうと、あなたが望んでいることそのものが現象として表れ、実体化されるのです。
争いが起きたり、病気になったりすることも、願望の結果です。ですから、今あなたに起こっていることは、自然の法則からみれば、あなたにとってふさわしいことと理解しなければなりません。残酷な話ではありますが、これが真実であり、現実なのです。
「たんに思っただけだから、人生に影響などないのでは?」ではなく、実は、「たんに思ったりすること」こそ、もっとも注意が必要なのです。だからこそ、皆様に対して、心を鎮める為にも、そして良いことを思考する為にも、呼吸法や自律訓練、瞑想などを薦めているのです。
私は、来院される方々に、「笑ったり、微笑んだりするだけでも、病気や苦しみがやわらぎ、リラックスできて楽になるよ」と、よく勧めています。でも、「そんなことで病気が治り、苦しみがやわらぐなら、わざわざここまでこない」とか、「今、病気で苦しんでいるのに、微笑んだりなどできない」などと言い返されてしまうことが多々あります。
このような方々に対して、私が、「あなたは、間違いなく明日がくると信じているのですか?」と尋ねると、多くの方々は、「必ず、きます」と答えます。しかし、絶対に明日がくるという保証はありません。なぜなら、その方が今夜、突然、命を落としたり、交通事故に巻き込まれたりするかも知れないからです。
だからといって、明日を考える必要はないとまでは言いませんが、「今こそすべて」だと意識してください。過去の思いや感情が原点となり、病気も苦しみも幸せも自在に表れるのです。だからこそ、今この瞬間、笑顔を絶やさないようにして頂きたいのです。
そう、現在が全ての始まりであり、全ての終わりなのです。これこそが、自然の法則であり、宇宙の法則であり、真理なのですから、あなたが幸せに暮らしたいと願うのであれば、絶対に無視できないことなのです。
確かに、朝が来れば明日が来たと言えます。しかし、あなたの命がなければ明日があるとは言えません。なぜなら、命がなければいかなる考えも行動もできないのですから。
私は、人生とは心のあり方の鏡であるといつも思っています。本書の中でこれまで何度となく、意識的であろうが、無意識的であろうが、良きことであろうが、悪しき事であろうが、心の中に描いたことは実現すると述べてきました。要するに、現実に自分の周りで発生する事柄は、自分自身にて望んでいると解釈しなければならないのです。ですから、何度も書きますが、理由ははどうであれ、絶対に、病気などを心の中に恐怖として描いてはならないのです。
最後に、もしあなたが、チャクラの覚醒やクンダリニーの上昇などについてもっと詳しく知りたいと思った場合には、私が公開しているホームページ(キーワード・天啓気功療法)などを閲覧してみてくだ
さい。
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