第3章 治療の前に、病気の本質を知ろう

 病気とは、「気が病む」と書きます。血液、体液、生命エネルギーなどが、緊張やストレス(警戒心、嫉妬、哀しみ、臆病、憎しみ、病気への恐怖)などにより滞る為、自然治癒力が低下し、肉体的及び精神的な面に正常ではない症状が発生したことを言います。

 私は、肉体および精神が、「自然の法則に即さない状態」が病気だと考えています。「自然の法則に即した自然な生活」をしている場合には、病気には縁がないのです。そのような生活をする為には、「自然なる愛のありかた」や、「自然なる自我意識のありかた」が大事なのです。

 

 病気とはどのようなものか

自我意識に関しては、次項で説明するとして、ここでは、病気の原因について考察してみます。病気の原因は、大きく分けて三種類あると私は考えています。

 

@先祖や親からの遺伝によるもの

 体型や顔の形状、顔色は、五臓六腑にも関係しており、病気にも関係しています。その為、先祖や親子において、体型や顔などと同じく、性格や病気が類似している場合があります。

先祖や親が体験した様々な体験、それにともなうストレスなどが、「遺伝子として子孫に引き継がれている」と考えなければ、理解ができないような病気が存在することも事実です。これは、一般的には、「因縁とか、因果応報」として扱われていますので皆様もよくご存知でしょう。しかし本人が、性格的に、因縁とか因果応報であると思い込んでいる場合もありますから、これらの見きわめには十分な注意が必要です。

 

A外的要因によるもの

 転んで腕を折る、交通事故に遭うなど、外部から受けた急激なショックに耐えかね、骨や筋肉などが損傷した場合などです。ギックリ腰なども外部からの力によるものと考えられます。

 骨や筋肉が損傷した場合、人間が本来もっている自然治癒力によって、完全とは言えないまでも修復され回復いたします。天啓気功療法を実施すると、自然治癒力がいちだんと増し、早期に改善いたします。とくに、スポーツで傷めたケースでは、身体が元々鍛えられている為、回復が早いものです。

 

Bストレスや緊張によるもの

 ストレスや緊張は、病気のいちばん多い原因と思われます。例えば、「胃痛」や「精神的な病気」などの方は、心の中に恐怖心や心配事、つまり、ストレスや緊張があります。これらが、マニプラチャクラ(胃、外的要因、感情によるストレスに関係があるとされる)に負担を生じさせ、正常な機能を阻害してしまいます。

このように、どのチャクラがどこにあり、五臓六腑のどこと関連があり、どの部分に影響を与え、どの部分から影響を受けているかなどを知ることは、病気の改善やヒーリングおいて、知らなくてはならない知識なのです。

 

「自我意識」がストレスを生む

 思考や意識状態において、人はアストラル次元のエネルギーを出しています。それは、「自我意識」だと私は理解しています。自我意識とは、一般的に知られている言葉で表現すれば、「欲、喜怒哀楽」などです。

では、なぜ喜怒哀楽が生まれてくるのでしょうか。それは、欲があるからなのです。欲をもつことが悪いとは言えません。もし人間に欲が全くなかったら、困難に向かって努力することもせず、命さえ簡単に捨てかねません。したがって、適度な欲は必要なのです。

むしろ、注意すべきなのは、「ストレスが関係しているのは、喜怒哀楽の全てである」という点なのです。喜びや楽しみがストレスや緊張を生むわけがない、と疑問を感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、どのような現象であれ、心のありかたであれ、ストレスや緊張はあるものです。

良いことだと喜んでいても、心の中では、「もしかして、こんなによいことは続かないのではないか」という意識も存在します。すなわち、良いことと考えても、ついついマイナスにとらえてしまう心理も心の奥底には隠れていると言うことです。その意味では、喜びや楽しみは、裏を返せば、怒りや哀しみと表裏一体なのであり、同じようなものなのです。

その延長線で言えば、「ガンが恐ろしいので、ガンになりたくない」と願っていても、結局、「私はガンになる」と思っているようなものです。ガンを怖がっているからこそ、ガンに対する恐怖やストレスをためているのです。ですから、病気という意識も、考えも、一切もたないことがいちばんなのです。「自分は元々病気などには縁がない」と気にしないのが理想的なのです。

 太るのが嫌だとして、無理な食事制限をすれば、肉体的には勿論、精神的にも負担が生じ、やがては、多大なストレスとなり、生活習慣病や拒食症、過食症などの原因などになります。拒食症や過食症は、心の病気の代表的なものです。また、身体に良いからとして、極端な野菜中心の食事をすることなども同様と思われます。このように、貴方のまわりで発生する全ての現象や結果には、表があるなら、必ず裏があるのです。

更には、「この食べものや嗜好品が、身体に悪影響をおよぼすとしたら…」という警戒心。他人と自分をくらべたときに起こる嫉妬心。哀しみにとらわれすぎる状況。「仕事に失敗したらどうしよう…」、「試験に落ちたらどうしよう…」という臆病な心理。「あの人にはひどい目に遭わされた」という憎しみ。これら全てが、ストレスや緊張を生む原因となるのです。

 病気と自我意識の関係については、病気よりも先に自我意識(恐怖や欲)が優先するものであり、病気になったから、自我意識が発生するのではありません。自我意識(恐怖や欲)があり、次にストレスが発生し、そのストレスが原因で病気になるのです。

自分の欲が難なくかなえられ、喜ぶことができれば、ストレスや緊張は、最小限に抑えられ、身体におよぼす影響は少なくてすみます。しかし、かなえるのに困難だったり、心身共に耐えられなかったりすると、大きなストレスや緊張を生み、やがては、心身に異常な状態が生じてきます。

ただし、個人によって、願望の種類や大きさが異なっているのと同じで、緊張感やストレスのとらえかたにも個人差があります。その為、病気の種類や場所、程度などが異なるものと考えられます。

 

天啓気功療法で改善しやすい人

 先に述べたように、病気を治すのは、自分自身の自然治癒力なのです。天啓気功療法がいくら素晴らしくても、自然治癒力を活発に活動させるきっかけをつくるにすぎません。それは病気を治すことではく、病気が早期に改善するように補助をすることなのです。

 様々なエネルギーに対する感受性の強さには、個人差があります。感受性の強い方は、天啓気功療法の効果も即座に表れ改善しやすいものです。このような方は、私がエネルギーを送りだすとほぼ同時に、手や足は勿論、全身がしびれたように感じ、力が抜け、ほんのりと身体が温かくなり、異常なほどの眠気や倦怠感を感じ、肉体は勿論、心までもリラックスいたします。

 

 ここで、改善しやすい方のタイプをあげてみましょう。

@自分が治ったからとして、天啓気功療法を他の方々に紹介する方

「私は、手をかざして頂いただけで病気が治った」だから、貴方にも良いのでは、と説得するのは、よほどの覚悟がなければできません。なぜなら、「貴方はだまされているのよ。手をかざしただけで病気が治るはずがない。そんな方法で治るのだったら、医者や病院はいらないわよ」と白い目で見られたり、軽蔑されたりすることがあります。また、「以前にあった、あの宗教じゃない?貴方はだまされているのよ」と笑われることもあります。更には、「そんなことを信じて、他人をだましてはならない」などと忠告されることさえあります。

 そのような事情があるにもかかわらず、天啓気功療法を推薦し、説得できるのは、私を信頼して下さるからなのです。そして、自分自身を信頼し、他人をも幸せにしたいと願うからなのです。なにを言われようとも恐れずに、自然体で真心を込めて紹介する行為、これは、「自然の法則に即し、見返りを求めない愛」そのものなのです。また、そういう方には、無意識ではありますが、自分の知り得た素晴らしい情報をひとり占めせず、大勢の方々の役に立てたいという意識が存在しています。

体調がすぐれていなかった方が、自分以外の方の話を素直に聞けるようになると、それまで不足していた、「自然の法則に即した自然なる愛の心」が呼び起こされます。すると、緊張がとれて、自我意識が静まりリラックスしてきます。

 愛とは、「人の為になればよいと願いながら、黙って役に立つこと」、「報酬を求めず人の役に立つこと」と言われています。この自然な行為こそ、「自然の法則に即した自然なる愛」そのものなのです。

 

A表情が明るい方

 表情が明るい方は、意識が自分の内側(内面)よりも外側(外の世界)を見つめている場合が多いものです。意識が外側(外の世界)を見つめている方は、外交的で楽天的なのです。ゆえに、病気にもくよくよ悩まないという特徴があげられます。この方々の場合には、アナハタチャクラのよい面が発揮されています。

 昔からよく言われる教訓ですが、病気からの解放を望むのであれば、「人の為に尽くすこと、病気と戦わないこと、そして、病気を認めること、更に、病気を忘れること、病気を受け入れ許すこと」などが述べられています。

 

B前者@及びAの両方もち合わせている方

@の、「自分が治ったからとして、天啓気功療法を他の方々に紹介する方」Aの、「表情が明るい方」の両方を兼ねそろえているタイプの方がもっとも改善しやすいのです。

例えば、私のところを訪れて天啓気功療法を受け、その後、他の方と一緒に来院したとします。その時、例え治療を受けなくても、治療を受けた場合となんら変わらない良い現象が起こります。また、私のところへ直接訪れず、他の方々に対して私の話をしただけでも、やはり、治療を直接受けた場合と同様の現象が起こることもあります。

 

@からBまでの条件を実行する為には、簡単なようで、じつは大変難しいものです。しかも、単純でありすぎる為、「信用に値しない」と思われることも多く残念に思います。

 

 天啓気功療法で改善しにくい人

 様々なエネルギーに対する感受性の強さには、個人差があります。感受性の弱い方は、天啓気功療法の効果も弱い場合があります。このような方は、警戒心、嫉妬心、悲しみ、臆病、憎しみ、病気の恐怖などに対して必要以上に敏感になっています。また、ありとあらゆる事柄に対しての執着欲、恐怖などが心の奥底に潜んでいる場合には、一時的に回復しても元の状態に戻ってしまうことがあります。

 

次に、改善しにくい方のタイプをあげてみましょう。

@著しくお金や土地に執着する

「お金は感謝の心で支払ってこそ、大きな働きを生み出す」と言われています。この教訓を裏づける事実があります。まれにですが、遠隔治療を実施した場合、はじめは料金を支払っていただくものの、改善してきたころになると支払わない方がいます。このような方は、改善した状態がしばらく続くものの、やがてはもとに戻ってしまいます。

領収書を要求した場合にも、改善しにくいように感じます。財産やお金に対して著しく執着している場合や、領収書を要求した場合に改善しにくいかの件については、私は宗教家ではないのですが、私がなぜ、手をかざすだけの行為にて病気などを改善させてしまう能力を授かっているのか、精神世界の行為とは、愛とは、慈悲とは、神様とは、賽銭とは、施しとは、宗教とは、布施とはなどについて、もう一度真剣になって考えてみなければならないのかも知れない。

 

A幼少期に虐待、イジメなどの恐怖体験をしている

 幼少期に虐待を受けたり、両親のどちらかが虐待されるのを目撃していたりすると、なにごとに対しても警戒心が極端に強くなり、だれに対しても簡単には心を開けないようです。このような方々は、心を開こうと努力すると、過去にあった様々な体験に類似した恐怖体験をするので、治療をする側も、「自然の法則に即した自然なる愛」をもって対処し、細心の注意を払う必要があります。そして、なによりも家族や周りの方々の理解と協力が必要なのです。

 

B病気、病死に恐怖を感じている

大事な人の病死や不慮の事故などを目の当たりにした為、記憶に残り、自分もその恐怖を体験するのではないかと恐れている場合などです。

 

C自分の病気を秘密にしている

病気になったものの、家族や周囲に心配をかけたくない為、あるいは、病気を知られて会社などで自分の立場が不利になるのではないかと恐れ、秘密にしているケースなどです。この件の場合、著しくストレスを受けますので特に注意が必要と思います。

 

D「自分は幸せになりたい。でも、他の人は幸せになってほしくない」という思いが、心の奥底、無意識状態に存在している

「他人の不幸は蜜の味」という言葉がありますが、「自分は幸せになりたい。でも、他の人は幸せになってほしくない」という思いは、例えそれが無意識であっても病気の改善を妨げます。と言うのも、こうした思いは、「自然の法則に即した自然なる愛」に反していますから、それが心の痛みにつながり、ひいてはストレスとなり、病気が改善しにくくなるのです。

自分自身を守る為に他の人を陥れようとしたり、他人の利益を阻害したりしないことが大事なのです。自分が有利になるようにことを運ぼうとすると、自我意識である欲が優先し心がオープンになりません。例え、「自分は心や意識をオープンにしている」と語る方々でさえ、本当の意味でのオープンでないことは多く、大半の方が意外とこれに該当するようです。

 

E心を素直に解放できない

例えば、感激したとき、悲しんだとき、素直に涙が出てこない方。ふだんから絶対に泣かない方。心で泣いても、他人に涙を見せない方。幼少期に両親などの虐待があり、泣くことを禁じられていた方。今でも涙を流して泣ける環境ではない方。その他にもさまざまありますが、代表的な例を挙げてみました。

なお、涙は血液の一部であると判明しています。その血液が、たびかさなる緊張の為、血液自体も病気の状態になっていて、正常な働きができないものと考えられます。

 

F自分自身の自然治癒力、行動を信頼していない

この場合には、自分を信頼していないのですから、他人をも信頼できないことが多いので注意が必要です。勿論、私に対する信頼もかけていることになるのです。

 

G治療院、病院をかけもちで通院している

 治療師も医師も信頼していない行動と言えますし、自分自身さえ信じているとは言いがたいようです。他力本願であり、自分に原因があるにもかかわらず、それを認めて受け入れようとしていないことにもなるのです。

 

H天啓気功療法を無意識でイヤがっている

「自分としては、手かざしには興味がないけれど、あの人からの紹介だから…」とか、「親が言うから…」など、本人自身が無意識にイヤがっている場合があります。紹介した方が患者に対して圧力をかける立場にあって、患者が不平不満をもっていると改善しにくいと言えます。

 

I女性と比較すると、男性の方が改善しにくい

女性は子どもを産んで育てる宿命がある為、肉体は勿論、精神的にも耐久力も持久力もそなえています。また、子どもを守る為には、男性に対しては勿論のこと、様々な環境に対応し、順応していかなければなりません。よって、他の様々なエネルギーに対しても同様と考えられます。それに対して、男性は女性を獲得し、子孫を残さなければならない立場にあります。よって、攻撃的で疑い深く、警戒心もそなわっています。ですから、他の人の意見をも受け入れにくくなっています。この、「かたくなさ」が、他のエネルギー受け入れる事柄に対しても同様ではないかと考えられます。

 

改善しないことを望んでいる人

 改善しやすい人か、改善しにくい人か、それを見分ける方法の一例がありますのでご紹介しましょう。例えば、腰痛の方に対して、天啓気功療法を実施した後、私が、「腰の具合はどうですか?」と聞いたとします。

改善しやすい方は、「まだ、少しは痛みが残っているが、来たときよりだいぶ改善しています」と答えます。それに対して、改善しにくい方は、「来たときよりだいぶ改善しているが、まだ痛みは残っています」と答えます。

この件でもわかるように、改善しやすい方は、「改善したこと」を強調し、改善しにくい方は、「改善しない部分」を強調しています。こうした場合、次に来院するころには、両者は歴然と改善の度合いが異なっています。意識に対するエネルギーの配分やとらえかたが異なっているだけで、短期間で歴然とした違いが表れてくるのです。ですから、私が何度も強調している意識のありかた、「自然の法則に即した自然なる愛のありかた」が大切なのです。

当人は気付いていないと思いますが、改善しないことを望んでいる、としか解釈できない行為もあります。後日になっていろいろと言ってくる方などは、改善しない部分を探しもとめて強調する行為のせいで、結果として逆効果になってしまいます(詳しくは本章、「マナーや心のありかた」で後述します)。

また、私からこれらの話を聞いたはずなのに、天啓気功療法の直後には、もう、自分の身体のことばかりを滔々と訴える方もいます。これは、自分の身体のみに意識があり、心を解放していない典型的な例なのです。これでは、改善しにくくなることを望んでいるようなものです。ですから、病気になって、その後、良い方向に進むか、悪い方向に進むか、それは貴方次第であり、意識のありかた次第なのです。

 

 病気を心の奥底で望む心理は、多くの人にある

 貴方は、病気に気を使いすぎてはいませんか?

病気を気にしすぎるあまり、自分のエネルギーを病気に向けすぎて、家庭生活や仕事などがおろそかになっている状態は、意外に多くの方々に見受けられます。エネルギーとは、意識そのものであり思考そのものです。病気になろうとするエネルギーも、エネルギーの使いかたのひとつなのです。

前にも述べたように、「病気が恐ろしい」と思ったら、それは無意識に、「病気になりたい」と願ったことになります。なぜなら、病気に対しての恐怖に反応を示しているからです。専門的に言えば、思考や意識のアストラル次元エネルギーと、肉体の発するエーテル次元エネルギーに対して、ストレスとして影響を与えていることになります。

「病気になったら、自分のことを認めてくれるのでないか」と考えて、「病気になればよいのだけど…」と心の奥底で病気を望むケースもあります。「病気になったら勉強をしなくていいし、学校にも行かなくていいのに」とか、「仕事がつらいのに休めない。いっそのこと、病気になったら休めるのに」などです。

また、夫がわがままで理解がないので、「自分が病気になったら振り向いてくれるのではないか」と考えたり、会社の人が認めてくれないので、「自分が病気で休めば、上司がこまるのではないか」、「自分が休めば同僚も大変な思いをして、自分の苦労を認めてくれるだろう」と考えたりするのも同様なのです。いずれの場合も、エネルギーを使って病気になりたいと願っているようなものです。これらは、家庭や職場など、様々な人間関係のなかで起きやすい心理状態であり、くれぐれも注意をしなくてはならないのです。

 

 自分も含め、その人にふさわしい期待の大きさがある

 親が子どもに過大な期待をかけすぎる為、それが親自身のストレスとなる場合があります。有名大学を卒業し、有名な会社に勤めた親が子どもに対して、自分と同じ人生を求め期待を寄せたものの、子どもがその期待に応えられないとき、著しいストレスが生じます。そして、身体や精神に異常が発生し、病気に変化してしまうのです。

一方、子どもは親の思いを理解し、一見がんばっているように見えますが、無意識的に拒絶している場合があり、親がその思いを理解していないと、子どもの心にある様々なストレスが病気に変化する場合があります。

このようなとき、子供が、「助けて欲しい」と信号を出しているのに気付かず、子どもの病気だけを治療しようとする親が多いのですが、じつは、その原因になっている親が治療を受けたほうがいい場合が多いように感じます。様々なストレスに耐えがたくなっているのは、親のほうですから、親のストレスをなくせば、子どものストレスも軽減され、病気も改善するのです。

ところが、このような話を親に対してしてみても、理解していただけないことが多くあります。子どもの病気の原因をつくっているのは親なのに、「自分は関係がない」と判断されてしまうのは、まことに残念なことです。

 兄弟姉妹を比較するような発言も、親からするとなんでもないことかも知れませんが、本人にとっては強力な圧力となります。私の経験では、こうしたケースでは、アトピー性皮膚炎、喘息などのアレルギーに関する病気やパニック症、人間恐怖症、ひきこもり、登校拒否、五月病、月曜病、うつ病などが見受けられます。

「期待をかけられたのに応えられない」というストレスは、親子のみならず、夫婦、社会における人間関係、上下関係の中などで存在します。「無言の圧力」というケースもありますから注意が必要です。

 また、必要以上に自我意識が強く働いている状況でも同様の傾向があります。

「自分は有名大学を卒業しているのだから、絶対に有名企業に就職しなければならない」、というような思いにとらわれすぎている場合などです。自分自身に対しての期待が大きすぎると、必要以上の負担が発生してストレスが増大し、病気として表れることがあります。

こうした方々の場合、今のままの意識では、簡単に改善するはずの病気や悩みごとも改善されず、就職などもうまくいきません。他にも、学業や仕事において、他のライバルに負けるのをきらい、必要以上にがんばっているケースや、男女関係の恋愛での悩みなど、あらゆる場合が当てはまります。

では、そうならないようにするには、どうすればいいのでしょう。それは、「自然の法則」によって判断することです。その選択行動が、本来の自分にふさわしいかどうか、それを考えてみる必要があるのです。

 

 自分のことばかり考え、相手にストレスを与えていないか

 病気で苦しんでいる人の中には、エネルギーを外部に出さずためこんでしまっている方がいます。これは、チャクラの性質である外部とのエネルギー交換がないことを意味しますから、行為や思考が重荷となって心のストレスに変化し、やがて病気となって表れてくることになります。

「自分は勝手気ままな生活をして、相手に多大な迷惑をかけている。でも、元気だし、病気には全く縁がない」などと言っている方もいます。しかし、他人のことを考えないのは、思いやりのない行為であると気づくべきなのです。まわりの方々が多大なるストレスを感じ、そのストレスに耐えかね、精神的に追いつめられ病気になるケースも多いものです。

自我意識のあるがままにふるまう行為が、他の方々の病気の原因をつくるのです。例えば、奥さんの具合がすぐれないのに、旦那さんにはなにひとつ悩みがない場合などです。この場合、奥さんだけに原因があるかと言えば、今日までの私の治療経験からして、それは“絶対に”と言ってよいほどあり得ません。夫婦は、一心同体と理解すべきなのです。

ですから、どちらかに問題があるなら、もう一方にもやはり問題があるのです。旦那さんの融通がきかない、思いやりがないなどのことから奥さんが多大なストレスを受け、健康状態を損ねていることも多いものです。

夫婦、親子だけではなく、社会での人間関係、他人の間柄であっても同様なのです。皆さん夫々、まわりに体調のすぐれない方がいらっしゃったら、その原因について考えてみて頂きたいものと思います。

 

 必要以上に不平不満を述べていないか

 前項のように、貴方のまわりに、自分のことばかり考え、相手にストレスを与える人がいたとします。度が過ぎているようなら、それは相手の責任もあるでしょう。でも、貴方は、必要以上に不平不満を述べていませんか。

「自分は、貴方のせいで大きなストレスを受けている。だからこのような身体になり、病気にもなったのだ」と旦那さんや奥さん、まわりの人達を責めてはいないでしょうか。もし貴方がそのような状態なら、それは、「自然な生きかた、ありかた」とは言えません。自分から不平不満を生み出し、その不平不満に腹を立てて反応しているだけだからです。つまり、自分からストレスをつくっているのです。

「もっとお金があったら…」、「もっと旦那の稼ぎがあったら…」、「となりの人がうるさい」、「子どもの頭が悪いのは、旦那に似ているからだ」、「仕事がうまくいかないのは、上司のせいだ」……などなど、不平不満を挙げればきりがありません。

過去を思い出して悩んだり、悲しんだりするのも同様です。不平不満をもたないことが最高なのですが、どうしても無理なようなら、「ほどほど」を心がけたいものです。

 

マナーや心のありかた

「貴方は、改善すると言っていたが、天啓気功療法を受けたが改善しない。貴方はウソをついている」などと攻撃してくる方が、ごく少数ですがいることも事実です。

このような方は、後日取り返しのつかないことが起こり、想像を超えた現象を体験してしまうことが多いように感じます。その方の家族や友人が攻撃したとしても、同様なことが起こるのです。このことは、おそらく、家族や友人も、縁ある方は同じ意識のありかた、愛のありかただからではないでしょうか。類は友を呼ぶ、この諺の意味を、もう一度考えなければならないのかも知れない。

 また、しばらくして、「治らなかった」と攻撃する方の場合も、同じ結果になるように感じます。表面上はにこやかにふるまっていたとしても、心の奥底には、元々攻撃の意識を潜ませていたのかも知れません。更に、自分が知り得た情報だけで、友人、知人に悪い噂をふれまわるような行為もあります。これらは、「自然の法則に即した自然なる愛のある行為」とは、ほど遠いものです。

 理由はどうであれ、何度も時間を変更したりする方や、時間を守らない方の場合も改善はしにくいと考えなければなりません。相手に対して迷惑がかかるばかりでなく、他の方々の時間をも消費してしまっているからです。これは、例え交通事情や仕事の事情があったとしても、同様の結果が起きるところが不思議なのです。言い過ぎかも知れませんが、予約はしたものの、何の連絡もせず、お越しにならない方の場合、その後お越しになっても改善は著しく難しいものです。

自分が幸せになり、病気から解放されたいのなら、自我意識をはじめ、他人を陥れたり恨んだりする行為、お金に対する執着、他の人の自由とそれに対する自分の責務……そうしたことについて、もう一度、初心に立ち返って深く考えることが大切だと思います。


■天啓気功療法治療院のインフォメーション
東京にお越しの方|TEL.03-6423-0047
■ Address. 東京都大田区大森西3-32-17 フラットフォーレスト1208
福島県にお越しの方|TEL.0244-22-6823
■ Address. 福島県南相馬市原町区深野字宮平117番地
※受付は午前7時頃より午後8時頃迄にお願い致します。留守の場合は、携帯などに転送されます。


■ コンテンツメニュー